スズナスLIFE

美容外科で働くアートメイクアーティストのブログ

勇気を出して施術できませんとお断りすることもお互いの為ではないか?

f:id:suzunasu:20170607150255j:plain

こんにちはアートメイクアーティスト鈴木彩加(@suzunasu1)です。

アートメイクアーティストとして「お客様の毎日のメイクを少しでも楽にできたら」という思いでアートメイクの施術をしています。

キレイな眉を消えないように数年残せるというのはとてもいいことだと思うのですが、最近わたしの中のもやもやが止まらないのでブログに残しておきます。

お客様のいいなりになっていることがある

アートメイクで、一番大事なのがデッサンです。お客様と私の意見のすり合わせ。ここが一番楽しいんです。

普通はいくつか似合いそう、好きそうなデザインを描いて納得するまでデッサンを繰り返すのですが

「どうしてもこの通りに入れて欲しい。」 そうおっしゃる方がいます。

でもそのデザインはわたしがこれまで勉強してきた美眉とは違うのです。

私ははっきり 「その眉は入れない方がいいです」「左右違いますよ」 などと伝えるのですが、なかなかわかりあえないことがあります。

実はこれまで私は仕方なくそのままのデザインで入れていました。 そういう方が何名かいて、もやもやしながらも何回か施術してしまっていました。

なぜいいなりではいけないのか

こんなにもやもやしているのはなぜか。。 やはり自分が納得していないデザインのままの施術はしたくないからです。

確かにお金はいただいているので、お客様の希望通り入れることも正解なのかもしれませんが、私はそれをしたくありません。

  • アートメイクは一生残ってしまいます。

  • レーザーで消えないかもしれません。

何より自分も相手も納得できていないデザインのまま入れるというのは全くワクワクしないし、お客様を綺麗にできたと思うことができません。

他の人に相談したら 「自分の美学にそぐわないからといって施術しなくても、その方はどこかでそのデザインを他の技術者に施術してもらうと思うよ。」 と言われたこともあります。 しかし、やはりそれは私でなくてはいけない施術ではないですし、何より自分が入れたくないと思ったデザインは残したくないです。

なぜいいなりになってしまうのか

私も初めは自分の技術に自信がなくて、お客様の好きなデザインで仕上げていました。 提案できる力が少なかったし、自分に自信がなかったんですよね。

それから、職場的にもあまり美しいデザインじゃなくてもどうしてもとおっしゃられるお客様に関してはその方の意見を重視してもいいんじゃないか?という意見もあり、自分の意見と反して入れていました。

確かに、お客様的には満足の可能性もありますよね。

このまま言いなりだとどうなるのか

しかし、このまま自分の意見を言えずに、納得できないままで施術を続けていくとすると、私は個人の技術を売りにしていきたいのであまり良くないと考えています。

それはもし私が言いなりで入れたデザインが、他の人が見て私に頼みたいと思えなかった場合のことを思うからです。 私はこれまでアートメイクと真剣に向き合い、美しい眉とはどんな眉か?を学んできました。 その中で、美しいデザインを自分の中で自信を持って提案できるようになってきました。

正直言ってメイク講座にも何度か通いましたし、メイクの本も何冊も見てきましたが、眉に絶対の正解はありませんし、自分の眉の正解が全て何て思っていません。

しかし、せっかく私が施術を担当するのであれば、そのアートメイクに関しては私が全責任を持って施術したい。

お客様ともデザインの時間は丁寧に取らせていただいています。 意見のすり合わせをするときにも一方的な提案ではなく、必ずお客様にも自分の眉を気に入って欲しい。そう思いながら提案しています。

それがうまくお互いの意見のすり合わせができずに言いなりで施術してしまったものに関しては、自分のデザインと認めたくありません。 それを見て他の方が見てネガティブな印象を持たれてしまった場合のことを考えるからです。

例えばそれがすごく濃い色の眉がご希望で、スタンプのような眉だったり、左右でかなり違う眉だった場合、それは一般的にはあまり美しくないとされていることが多い為、私のアートメイクの技術の評価が下がる可能性もありますしクリニックの評価まで下がってしまうのではないか。 それよりも、自分も相手も納得するデザインを毎回していれば、自然と私の技術を求めてくる人が増えます。

この人に頼んだら 綺麗なデザインで入れてくれるんじゃないかな?そう思われた方がいいですよね。

わたしが目指す道は?

私は数年後アートメイクの技術がしっかり身についたらフリーランスナースとしてアートメイク関連の仕事を主にしていきたいと思っています。 今の美容外科の仕事もすきですが、アートメイクが大好きなんです。

そう思った時にやはり自分の美学と合わないデザインは入れるべきではないと思いました。

自分の入れたアートメイクに責任を持ちたいです。

実際施術していると、アートメイクが変な風に入っている人がいます。

本人も気にしていたり、消そうとしたけどうまく消えなかったとおっしゃられる方いたので、 今後はアートメイクをやっている人なら誰でもいい時代から、鈴木彩加さんにアートメイクを頼みたいと言っていただけるようにしていきたい。

誰でもできる仕事は嫌なんです。代わりがいるなんてやっててもつまらない。

これからは自分に正直にいきます

このようなことから、デザインで意見がどうしても私とすり合わせが不可能な方は申し訳ないですが施術をお断りしようと思います。 その方がお互いのためです。

私の学んできた美しいデザイン、あなたの顔に合うデザインのものをお互い納得して施術していきたい。 そう思っています。

まだまだ私は自分の技術を伸ばしていくつもりです。今自分のデザイン力、美的センス、技術全てに納得いっているわけではありません。

現在の私の技術を信用してくれた方に常に感謝し、1年、2年後にまた私のところに帰って来ていただいた方には進化した技術でお返したいと思っています。

勝手な私の意見ですが、大事なことだと思っています。 仕事にプライドを持って取り組みたいです。