スズナスLIFE

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美容外科ナースのママブログ

BLSについて。人が倒れていたらすること

こんばんは。スズナス(@suzunasu1)です。

人が倒れているのを発見したら、あなたはどうしますか?

うまく対応できる自信はありますか?

人生で1回くらいは、心肺蘇生法について講習をうけてると思うんですけど、
4年に1回ガイドラインが変わるのでよかったら復習してくださいね。

今日は、BLS心肺蘇生法2015年版についてお伝えします。

BLS(一次救命処置)とは

BLSとは、Basic Life Support(一次救命処置)の略称です。一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のことです。 専門的な器具や、薬品などを使う必要がないので、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば、誰でも行うことができます。具体的な例としては、次のことを行います。
BLSとはBasic Life Support(一次救命処置)の略称|日本ACLS協会

成人の心停止アルゴリズム

意識がない人を発見

直ちに安全確認すること

道路だったらすみに運びます。
周りに危ないものがないか、よく確認してください。

意識の確認

呼びかけに答えるか?
軽く肩を叩いて呼びかける。

反応がない

周囲に助けを求める
誰かいれば、分担して救急車を呼んだり
AEDを持ってきてもらってください。

誰もいなければ自分で救急車を呼ぶ

呼吸と脈の確認(同時に行えます)

脈と、呼吸をみるときは5秒以上10秒以内で確認する

服はボタンをはずすなりしたほうが確認しやすいし、AED装着もスムーズ。

1.頸動脈が触れるか指で確認しながら

2.自分の顔を患者のおへそ側に向けて患者の胸が上下しているかを確認。

3.口、鼻から息が出ているのか確認。
死戦期呼吸だったら、呼吸していないにカウント。

急いで確認して判断を間違えると、後で意識あったのに胸骨圧迫されたという患者もいるので、ここの判断は間違えないように。

死戦期呼吸とは

あえぎ呼吸とも呼ばれる。 あきらかに苦しそうなへんな呼吸なのでわかります。

よかったらYouTubeで確認しておいてください。


死戦期呼吸

呼吸も脈もあり意識だけない場合

患者の様子を観察しながら、救急車を待つ。 いつ急変するかわからないので、少しの変化も見逃さない。

呼吸していない場合

人口呼吸
5〜6秒に1回(約10〜12秒に1回)
2分ごとに脈を確認。
脈が確認できなければ心肺蘇生開始

あごの先を持ち上げて頭を後ろにそらす。
息を吹き込んだ時に胸が上がるか確認する事。

呼吸も脈もない場合

心肺蘇生開始

ここまでに救急車呼んでおくこと。 待っている間に次へ。
AEDもあるとなお良い。

心肺蘇生の手順

胸骨圧迫30回と2回の人口呼吸
胸骨圧迫の場所は
左右の乳首の間と覚えてください。
場所が違うと肋骨骨折させる可能性が高まります。

最悪折ってしまっても胸骨圧迫は続けます。

圧迫する深さは、5cm以上です。
速さは1分/100回のリズムで行う。
これよりも早くても遅すぎても、循環血液量が不足したり、多すぎてしまうので注意。
テンポは意外と早めです。
そして、強く押すことを意識してください。
手はこういうかんじ。 手のひらで圧迫すること。

1人で行う場合は胸骨圧迫をひたすらやり続ける。
もし人口呼吸ができそうなものがあれば30回胸骨圧迫の後に2回人口呼吸をする。

AED自動体外式除細動器)が到着したら

直ちに装着

汗とかで濡れているようなら拭いてから。湿布が貼ってあれば、はがす。

ペースメーカーは避ける。

場所は、右胸の上と左胸の下

貼っている最中も胸骨圧迫は続ける。
解析しますという説明があるまでひたすら胸骨圧迫する。

解析しますと言われたら直ちに体から手を離す。

勝手に除細動が適応か器械が判断してくれます。
ショックが必要な場合は、1回ショックボタンを押す。
必要ない場合は、2分間CPRを続けます。

1回ショックを行った後も、AEDをそのまま付けておき胸骨圧迫し続ける。

また、解析しますという合図で手を離す。

意識を途中で取り戻す(動き出す)か、救急車が到着するまでそのままひたすら心肺蘇生を続ける。

人を助けるということ

たまたま意識のない人を発見したら、落ち着いた行動をとれる人は少ないかもしれませんね。

でも、講習に行ったり、イメージしておくだけでだいぶ違うと思うんです。
例えばですが、職場で誰か倒れたらとか想定しておくんですね。

日頃から訓練しておくんです。
1人しかいない時に遭遇するかもしれないので、1人だった場合と、誰か他に助けてくれる人がいる場合など。

みんなでこういう時どうする?って話し合えるといいですね。

うちのクリックも新しい職員が入ったりすると話題に出ますね。
この場所で倒れたらどうする?
運ぶのかここで処置するのかとか、その時の連携プレーがうまくいくように日頃から話し合ってみるんです。

みんな看護師ですけど、1人1人看護師の経験年数も違いますし、急変した患者にあたったことある人ばかりでもないし、
考えてることが違うんですよね。

わたしは実はこういう場面にあたったことは少ないほうなんです。
でも、いつも最悪の状況を考えてます。

この記事をみた方は、自分が出来ないからと遠ざかるのではなく、手を貸してください。

救急車呼ぶのだって、AED運んでくるのだって、とても重要なことなんです。

一番大変なのは心臓マッサージしてる人なので、救急車が到着するまで協力して交代しながら行いましょう。

助かるかもしれない命をあきらめない